歯の矯正に関するお悩みはみんなの歯並び相談室へ@名古屋
HOME>歯並び相談室

矯正歯科の治療について

検査って何するの?
矯正を始めようと思いますが、この次は検査だといわれました。何か怖いのですが、何をするんですか。また用意するものはありますか。時間はどれくらいかかりますか。
検査時間は1時間ほど見てください。
ま ず顔と口の中の写真をとります(約15枚)。さらにレントゲン写真を撮ります。通常頭部X線規格写真を3枚、パノラマX線写真を1枚、さらに顎関節の断層 規格X線規格写真を2~3枚撮影します。また口の型をとって石膏模型に仕上げます。さらにナソヘキサグラムで下顎運動の計測を行います。そのほか、咬合力 測定、口唇力測定、唾液緩衝能検査などを行います。もちろん、いろいろお尋ねしたり(問診)、見たり(視診)、触ったり(触診)、聴診器などを使って関節 の音を聞いたり(聴診)します。さらに必要な患者さんには咀嚼筋の筋電図を採ります。
ご用意していただくものは、お書き込みいただいた調査用紙と検査料(5万円)です。
嘔吐反射が強い方は、直前の食事は避けてください。歯の型をとるときに嘔吐する方が、まれにいらっしゃいます。
いつも口をあけています
私は歯並びは悪くないのですが、注意しないといつも口が開いてしまいます。なんだかみっともないので何とかなりませんか
いつも口をあけていると、前歯が出てきます。歯並びがいいといっても、それは上も下も歯が出ている可能性があります。歯が出てくるとさらに口が閉じにくくなるという悪循環に陥ります。
もともとの原因が、鼻や咽頭部の疾患であったとしても、その結果歯が出てきて、口を閉じることが困難になります。
この悪循環のサイクルをとめる必要があります。例えば、鼻、咽頭疾患の治療、口唇閉鎖力の増強、矯正治療による上下前歯の後退などが考えられます。
若年者の場合には、口唇閉鎖機能を改善することにより、上下顎骨の成長を正常に戻し、非抜歯での治療が可能になることも多いのですが、成人の場合には、小臼歯などの抜歯により上下前歯の積極的後退を行うことにより口唇閉鎖機能改善を図ることが多くなります。
当然のことながら自然な口唇閉鎖が得られれば、下顔面部の健康美、機能美が得られます。またご自分の歯の寿命を少しでも長くすることができます。
顎関節症といわれたのですが
以前から歯並びが悪かったのですが、先日口があけにくくなったので、病院へ行ったら顎関節症といわれました。矯正治療で顎関節症も治るのですか。
顎関節症の主な症状は、顎の雑音、口が開けにくい、顎の痛みがあるというものです。矯正治療によってこれらの症状を軽減することはできると思います。
し かし、咬合が顎関節症の原因だと学術的に証明されておりません。現在一番問題とされているのはブラキシズム(特に噛みしめ)です。その意味で、日常リラッ クスした状態で、唇を閉じて、歯を当てないように(lip together,teeth apart,face relax)努めてください。
矯正治療を行う際には、これらの症状を改善してから、あるいは改善しつつ進めていきます。
肩こりや頭痛も治るのですか
矯正治療で、肩こりや頭痛が治るって聞いたのですが、本当ですか。
好ましい下顎の位置で、正しく歯を配列して、噛みあわせを治療すると、これらの症状が楽になったという患者さんが多数いらっしゃいます。
しかし、肩こり、頭痛を治すことを第一目的に矯正治療を行うのは危険です。
当然のことながらこれらの症状が噛み合わせだけから起きているという保証はないのですから。 歯並び、噛み合わせが気になっており、合わせて頭痛、肩こりなどがある場合には試してみる価値はあると思います。
もちろん歯並びの治療を主目的として。 私どもでも慢性の頭痛がなくなったり、軽減したりさらには視力が良くなった方もいます。
しかし矯正治療しか思い当たるものはないといってもはっきりと証明されたわけではありません。たまたまその時期にあたったという事かもしれません。
しかし良くなる可能性があるということは、不用意な矯正治療で悪くなる可能性があるということにもなります。
そのためにもきちんとした診断に基づいて治療方針を立案する必要があります。
また歯並びが悪くなってきました
子供の頃普通の歯医者で矯正しましたが、18歳の今、またがたがたになってきました。今からでも矯正できますか。料金は初めからになりますか。
もちろん今から再治療することができます。
私どもでは一生歯は動く可能性があることを治療開始前にお話させていてだき、そのために保定、予後観察期間を長期に見ております。一度並べたらそれがくずれないように努め、万一くずれてきたときには適当な時期に一部あるいは全体に再治療を行うこともあります。
動かし終わった後の管理が重要です。
料金に関しては他院での治療の場合でも多少考慮させていただくこともあります。
もちろん私どもでの治療なら毎回の処置料だけです。
以前治療を受けた先生にお話してみてはどうですか。
差し歯があるんだけど矯正できますか
以前虫歯を治療して、差し歯が何本かあります。他にも金属をかぶせてある歯もあります。こんな状態でも矯正できますか。
もちろん矯正可能です。
ただ装置装着前によく審査して、もし歯根や骨に異常があったり、現在その歯が痛むようなら歯の治療をやり直す必要があるかもしれません。
最悪の場合、その歯を抜いたほうが良いこともありますが、そんなことはめったにないでしょう。
歯を抜かなければいけないの?
矯正治療をするときに歯を抜かなくてはいけないんですか。抜かないとどうなるんですか。
患者さんの歯並びの状態によって違います。
例えば歯が出ていて口が閉じにくい方の場合、小臼歯を抜いて前歯を後退させて口を閉じやすくすることがあります。逆にかなり凸凹が強くても全体を広げて(側方、後方、前方)非抜歯で並べることもしばしばあります。
歯並びの状態、前歯の突出度、親知らずの状態などを総合判断して抜くか抜かないかを決めます。
ボーダーラインの場合、状況をご理解いただいた上で、患者さんのご希望を取り入れた方針を決定します。
矯正治療って痛いの?
矯正治療中の友達の口の中を見ると、とっても痛そうに見えます。 ある時なんか痛いからといってあまり食べなかったんです。 矯正治療というのは痛いのですか。
矯正治療期間ずっと痛いと言う事はあり得ません。
新しく装置を入れると2~3日から3~4日歯が浮いたような痛みが起きることが多いです。
最近では超弾性の柔らかいワイヤーからスタートしますので、昔に比べると痛みは軽減しています。
その後、月に一度の調整をするたびにまた1~2日痛むことが多いです。ほとんどの方は鎮痛剤を飲むほどの痛みではありません。
普段から食欲旺盛な方は最初から何でも食べられるようですし、普段でも食が細い方はやはり一時かなり食が落ちることがあります。
期間はどれくらい?
矯正は長期間かかると聞きましたが、どれくらいの期間がかかりますか。
普通永久歯の矯正治療では動的治療期間(装置をつけて歯を動かしている期間)は約2年、さらに保定期間(動かした歯を安定化させる期間)が2年ほど、その後装置を使わない予後観察期間がまた2年くらい必要です。
低年齢、成長期のお子さんでも、目標は、永久歯列の完成ですから、その安定化を含めると成長が終了する頃までは管理させていただきます。
ただ来院間隔は、歯を積極的に動かしている時で1ヶ月に一度程度です。
予後観察期だと半年か、1年に一度になります。
年齢制限はありますか
50歳ですが、歯と歯の間に隙間があり、歯が出ているような気がします。昔は隙間がなかったのですが。今からでも矯正できますか。
おそらく歯周病のために歯が動いたのだと思われます。
一般の歯科で歯周病の治療、管理をしていただければ、矯正治療は可能です。
ちなみに私どもの患者さんの中で最高年齢は67歳の方です。
その後の人生の長さを考えると有意義な治療となるでしょう。
何歳から始めたらいいの?
3歳で、検診で受け口といわれました。いつ頃から矯正を始めたらいいでしょうか。
そろそろ一度診察したほうが良いでしょう。
普通は早くても4~5歳から開始するのですが、自然治癒の可能性があれば経過を見ていくことになります。
ちなみに私どもでは2歳半から始めた方がいます。受け口がひどく、噛み締めると下の前歯が上の前歯の歯茎を傷つけて、しっかり噛むことができなかったためです。
実際には、お子様の理解度や、協力度によって開始する時期をずらすことはしばしばあります。